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#ゴーン出国 レバノンへ

ゴーンさんはフランスから2通のパスポートの発行を受け、このうち1通を裁判所の許可を得て、鍵が付いたケースに入れた状態で携帯していたとされます(「ゴーン被告 フランス発行のパスポートは2通 1通は携帯」NHK 2020年1月2日)。そもそも外国人からパスポートを取り上げる保釈条件が非人道的です。技能実習生を搾取するブラック企業と同じです。
レバノン政府がゴーンさんの送還を日本政府に要求していたと報道されました(「ゴーン被告の送還、レバノン政府が日本政府に再三要求」読売新聞2020年1月2日)。援助マネーで途上国の要求などどうにでもできるという昭和の傲慢な経済大国意識は21世紀には通用しなくなっています。

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テーマ : 刑事事件・裁判関連ニュース
ジャンル : ニュース

ヤバい!警察官

一番町警察特捜班『ヤバい!警察官』(宝島社、2016年)は日本の警察官の問題を取り上げた書籍である。警察官の淫行や公然わいせつなど警察不祥事があとを絶たない。大手メディアが報道しない危険な警察官の実態をレポートする。
埼玉県警朝霞署の警察官は被害相談にやってきた女性と不倫関係に陥り、経済的に困窮し、2015年9月に強盗殺人を犯した。同じく埼玉県では2015年に警察官が14歳の家出少女を1カ月以上にわたり、自宅に軟禁し性的暴行を繰り返した。警察官は出会い系アプリで少女を誘い込んだ。書評記事では警察を「悪鬼の巣窟」と形容する(「まるで悪鬼の巣窟! 覚せい剤、裏金、タブーのオンパレード『ヤバい! 警察官』」日刊サイゾー2016年7月24日)。
警察不祥事が続発する理由は、大きく二つ考えられる。警察のパワハラ体質と身内に甘い体質である。厳格な縦社会は民間では考えられない理不尽なパワハラやセクハラ、モラハラを生む。昭和の滅私奉公主義を押し付けられる。そのようなストレスフルな組織のために性犯罪などに走る警察官が出てくる。また、おかしいことをおかしいと批判できないために組織的な不正やセクハラ体質が温存される。内部で是正されない。

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テーマ : オススメの本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

カルロス・ゴーン事件と人質司法

カルロス・ゴーン氏の逮捕は、欧米から見た日本の刑事司法の非常識を浮き彫りにする。パリに拠点を置くフランス人の刑事弁護士であるイヴ・レベルキエ氏は、フランスでは「親類、そして弁護士に自身の逮捕を連絡することがまず許される。通常のケースでは、勾留されるのは24時間または48時間。共謀の嫌疑をかけられているのなら96時間だ」と説明する(レジス・アルノー「拘置所に入った「ゴーン」が過ごす異常な日常」東洋経済オンライン2018年12月6日)。
「日本の特捜部は最短でも20日間程度の拘留を目指して、ゴーンを逮捕したといわれており「自白」以外の明白な証拠をきちんと押さえているのか、日産側の主張を鵜呑みにしているのではないかという疑惑も出てくる」(「ゴーン逮捕で想定される最悪の反撃シナリオ」東洋経済オンライン2018年11月28日)
「検察の起訴によって、20日間以上の身柄拘束まで行ってゴーン氏に問おうとした「罪状」が、「2010年以降の8年間において、正式に日産から受領した合計約80億円以外に、退任後に、コンサルタント料等の名目で、80億円を日産から受け取ることを、ゴーン氏の部下である秘書室長らとの間で密かに合意していたにもかかわらず、それを日産の財務部門や取締役会等に知らせておらず、有価証券報告書に、退任後に受け取ることを約していることが記載されていなかった」という事実だけであることが正式に明らかになった場合、日産・ルノー・三菱自動車の3社の会長を務める国際的経営者のゴーン氏を、突然逮捕し、ゴーン氏らの取締役会出席を妨害し、代表取締役会長を解職するに至らせたことを正当化できるような「罪状」とは到底言えないことは明らかだ」(郷原信郎「“ゴーン氏不当起訴”は安倍内閣の責任~「法相指揮権」検討は不可避」Yahoo!ニュース個人2018年12月5日)

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テーマ : ニュース
ジャンル : ニュース

桶川女子大生ストーカー殺人事件

鳥越俊太郎&取材班『桶川女子大生ストーカー殺人事件』(メディアファクトリー、2000年)は埼玉県警警察不祥事として悪名高い桶川ストーカー殺人事件を追及したノンフィクションである。全国的に警察批判が起きた事件である。
事件の真相は鳥越俊太郎がキャスターを務める報道番組「ザ・スクープ」(テレビ朝日)が明らかにした。これで埼玉県警の腐敗が日本中に知れ渡った。本書は、その取材ドキュメントである。警察への質問状提出、その回答と当事者取材との食い違いが明らかになる。その後の警察不祥事とも共通する警察の隠蔽体質が明らかになる。
桶川ストーカー殺人事件は1999年にJR高崎線桶川駅で発生した女子大生刺殺事件である。警察の杜撰な対応や嘘によって被害者や家族が心痛に苦しむことになる。真実を歪めて調書を作成する実態も指摘する。市民にとって「悪魔は遠くまで探しに行く必要がなかったということ。それは想像上のものではなく、現実に存在した」(エドヴィージ・ダンティカ著、山本伸訳『デュー・ブレーカー』五月書房新社、2018年、200頁)。
この事件で問題になった埼玉県警は風通しの悪い組織の典型である。「上司の意見に合わせる」「文句を言わず黙って従う」「面倒な情報は上司に伝えない」(「【図解】コレ1枚でわかる「風通しの悪い組織」と「風通しの良い組織」」ITソリューション塾2015年7月23日)

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テーマ : 日々の出来事
ジャンル : ニュース

遺言 桶川ストーカー殺人事件の深層 #警察不祥事

清水潔『遺言 桶川ストーカー殺人事件の深層』(新潮社、2000年)は埼玉県警の不祥事である桶川ストーカー殺人事件の真相を明らかにした書籍である。埼玉県の桶川駅前で1999年10月26日、女子大生が殺された。週刊誌記者の著者は被害者の遺した言葉を頼りに取材を続け、警察より先に犯人に辿りつく。ジャーナリズムの存在意義を感じる仕事である。
この事件はストーカー規制法成立の端緒となった。しかし、典型的な個人によるストーカー犯罪とは様相が異なる。集団的な嫌がらせ、攻撃である。後に社会問題になる半グレ集団の犯罪に重なる。当時は半グレという言葉はなかったが、今から振り返れば半グレの問題である。逆恨みした半グレが個人を攻撃した問題と捉え直すべきではないか。そのような典型的なストーカー犯罪と異なる半グレ犯罪に対応できているか。恋愛以外でも逆恨みした半グレが恨みを晴らすために個人を攻撃することはある。
埼玉県警は執拗なストーカー行為に全く動こうとしなかった。埼玉県警は半グレの味方ではないかと思わせる対応であった。この事件は民事不介入を金科玉条にした警察の消極主義が批判される傾向にあるが、戦前の警察国家の反省は重要である。批判されるべきは半グレの味方をするような埼玉県警のスタンスではないか。
この半グレへの甘さは大阪府警富田林署逃走事件とも重なる。富田林署逃走事件では容疑者が「要注意人物」とされていたにもかかわらず、逃走を許した(「「要注意」も監視届かず=重ねた不手際、見直し急務―容疑者逃走・大阪府警」時事通信2018年9月30日)。警察は半グレ的な存在に甘いのではないか。
このような事件があると管理や監視の強化が主張されがちである。しかし、日本の勾留の運用には様々な人権侵害があると指摘される。勾留の管理や監視を一般的な強化は警察による人権侵害を増やす危険がある。半グレへの甘さをピンポイントで止めれば良い話である。
逃走容疑者は警備員によって捕まえられた。治安維持も公務員の警察官よりも民間に任せた方が上手くいくのではないか。岐阜県警加茂署の巡査長がプールで女性に痴漢してプール監視員に取り押さえられた事件もある。
また、警察が懇意の前科者の言い分だけを聞く、不公正な運用をしているのではないかという不信もある。「Sと呼ばれる捜査協力者は実は前科者」との話がある(小川泰平『警察の裏側』文庫ぎんが堂、2013年)。『相棒season17』第4話「バクハン」では刑事が自分のネタ元の犯罪を見逃している。単純にストーカー規制を強めれば解決する話ではない。
女性警察官が暴力団員の恋人に情報を漏えいした事件も起きた。昼間は警察官、夜は準構成員状態である。この事件をフジテレビ系『バイキング』が2018年4月3日に特集した。元暴力団組長の竹垣悟氏がゲスト出演し、暴力団とつながっている警察官が罪の見逃しをすることが沢山あったと話した。

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