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東急系のマンションで構造計算書偽装(アーバン武蔵小金井)

東証一部上場で東急電鉄系の建設会社、世紀東急工業株式会社(東京都港区、奥沢靖司社長)のマンションで構造計算書偽装が判明した(「新たに「姉歯マンション」判明、最も古い偽装物件」読売新聞2005年12月8日、「<耐震偽造>東京・小金井のマンションでも改ざんの疑い」毎日新聞2005年12月8日)。
偽造物件は同社が建築主となった賃貸マンション「アーバン武蔵小金井」(東京都小金井市本町1-8-11)である。施工も世紀東急工業である。設計は世紀東急工業一級建築士事務所が担当した。

アーバン武蔵小金井は1999年1月に都多摩東部建築事務所(当時)が建築確認をし、同年12月に完成した(「東急の物件でも偽造判明 都が建築確認」共同通信2005年12月8日)。構造計算書の作成日は1998年12月10日である。これまでに判明した偽造物件の中では最も古い(「東京・小金井の賃貸マンションも偽装 最古の偽装物件」朝日新聞2005年12月8日)。

構造計算書偽装の発端に東急系の関与があることを疑わせる事実である。姉歯元建築士も「偽造は98年ごろから60件前後やった」と証言した(「<耐震偽造>「98年から60件」証人喚問で姉歯元建築士」毎日新聞2005年12月14日)。東急系マンションの偽装が初期のものであることは間違いない。

世紀東急工業が設計を委託した木村建設(熊本県八代市)が構造計算を子会社の平成設計へ下請けに出し、さらに姉歯事務所へ孫請けに出していた(「世紀東急工業が建設のマンションで偽装判明」日本経済新聞2005年12月8日)。木村建設に発注した理由について、同社は「工期が短いと評判で、試しに使った」とする(「東急系でも耐震偽造」東京新聞2005年12月8日)。熊本に本社がある木村建設やまして平成設計など聞いたこともないところを、東急ともあろうものが何故使ったのか。

アーバン武蔵小金井は耐震強度は建築基準法が求める水準の53%しかなく、震度六弱で倒壊する恐れがある。世紀東急工業は耐震補強工事で対応するとする。本当に耐震補強工事だけで大丈夫なのだろうか。強度は半分程度しかない。耐震補強工事も丸投げで手抜きされるようなことがあったら、話にならない。

偽装発表の翌日、世紀東急工業の株価は下落した。2005年12月9日の主な値下がり銘柄として紹介される(「9日東京株式、日経平均反発・前日のジェイコムショックをほぼ吸収・落ち着きを取り戻す」テクノバーン2005年12月9日)。「8日に東京都小金井市の賃貸マンションで姉歯元建築士による耐震強度偽装が見つかったと発表した世紀東急工業は商いを伴い3日続落」(「耐震偽造の波紋広がる、トーアミなど耐震関連は軒並み高、マンションで偽造発覚の世紀東急は続落」株式新聞ダイジェスト2005年12月9日)。

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