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世紀東急工業、偽装物件を問題なしと当初回答

世紀東急工業は約3億円を投じて1999年12月にアーバン武蔵小金井を完成させた。9階建てのワンルームマンションである。土地面積422.81平米、延べ床面積1397.04平米の鉄筋コンクリート造である。
その後、大手財閥系の不動産投資ファンド「有限会社ホーム・プロパティ・インベスターズ」(東京都新宿区西新宿、中澤真二取締役)に8億3千万円の信託受益権譲渡で事実上売却した(2005年3月)。信託先は三菱信託銀行である。この譲渡により世紀東急工業は2005年3月期において譲渡損等8億9300万円を固定資産売却損として特別損失に計上すると発表した(世紀東急工業株式会社「固定資産の信託設定および信託受益権の譲渡ならびに業績予想の修正に関するお知らせ」2005年3月24日)。

偽装発覚後、ファンドは世紀東急工業に物件の安全性を問い合わせた。世紀東急工業は目視による検査で、問題ないと回答した(篠原匡「ファンドが姉歯に怯える理由-巧妙な偽装が不動産の市場心理冷やす」日経ビジネス2006年01月2日号)。手計算でのチェックを実施しても偽装を発見できなかった。

その後、東急建設に委託して精査すると一転、姉歯建築設計事務所による数値改竄が見つかった(「マンション各社、「ウチは安全」、火消しに躍起――耐震偽装、止まらぬ余波。」日経産業新聞2005年12月14日)。構造計算プログラムに実際の数値を打ち込み計算したことにより、偽装の事実が判明した。

世紀東急工業に対しては以下のコメントが表明されている。「建築主として被害者だが、木村建設に丸投げしたことが仇となった。設計工事監理も丸投げしたことになる。ここで発覚できていればと思うと残念である。賃貸に住むのは人間である。利益追求による丸投げの発想はもの造り家造りに真摯に取り組む人々に弊害をもたらす。企業の倫理をもう一度再考していただきたい」(荻原幸雄「耐震強度偽装問題時系列」建築よろず相談2005年12月23日)。

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